今回の旅の目的である「ばんえい競馬観戦」に 向かいます。
宿泊のホテル日航ノースランド帯広は帯広駅前。
帯広駅からばんえい競馬が開催される帯広競馬場までは距離にして2㌔弱。
帯広駅前バスターミナルからバスが出ています。
バスだと10分も掛からないぐらいで、タクシーなら5分程度で行けそうです。
今回は時間的余裕もあったので初めてでしたが、歩いて向かうことにしました。
JRの高架沿いを進み、20分ぐらいで到着しました。
大きな道路沿いなので、さほど迷うこともなさそうです。
競馬場入場門手前にある「とかちむら」
お店がいくつかあります。
競馬場スタンド入り口
この日は入場無料でした。
帯広競馬場スタンド
そしてコースです。
ちょうどレースがスタートしました。
やはり迫力があります。
ばんえい競馬は直線走路200㍍に二つの障害(坂)があります。
騎手はそりに乗ってばん馬を操縦します。
障害を越える手前では、一度息を入れて、馬と呼吸を合わせて一気に障害の坂を登ります。
障害を越えた後に止まってしまう馬もいて、最後の最後までハラハラドキドキです。
ばんえい競馬は馬の鼻先ではなく、騎手のそりの後部がゴール板を通過した時点が入線となります。
サラブレッド競走のスピード感こそありませんが、最後までハラハラドキドキで手に汗握る攻防は観ていて興奮します。
着順掲示板
タイムは1分30秒台ぐらいのようです。
馬場状態は水分量で、水分量が多いほどそりが滑りやすくなるために時計は早くなります。
スタンド内に入ってみます。
いかにも地方競馬場のスタンドといった雰囲気です。
発売機が並びます。
馬券は全国の地方競馬と同一のものです。
2階にはJRAの発売所もあります。
2階スタンドからだとこのように見えます。
障害を駆け上がります。
そりの後部がゴール板を通過した時点が入線です。
こちらはパドックです。
ここではジョッキーが跨がっているのですね!
このまま発走地点まで向かいます。
なお、パドックを見ても何が良いのか悪いのかさっぱりわかりません笑
日が暮れると明かりが灯りナイター競馬になります。
馬券を購入してみました。
帯広10R「守永真彩三十路大賞典」笑
なんと!2着!
何の情報も無く、適当に単勝馬券を買ったら意外と伏兵馬だったらしく…
複勝でもそこそこオッズが付いてました泣
悔しいけど、これは盛り上がってきました笑
今度は馬連を買ってみました。
最前線で観戦。
④ー⑨!?
このまま決まるか!?と思われたところ…
なんとゴール直前で交わされて…
1着3着でハズレ泣
ワイドなら的中だったのに…
悔しいので最終レースまで勝負します。
名前がいいので「マタクルサ」単勝
一番人気馬との馬連も加えて万全の構え!?
行けー!!
なんと!?
一番人気馬は快勝も、マタクルサはゴール直前に差されて3着チーン…
結局馬券は的中ならず…
しかし初めてのばんえい競馬はとても楽しめました!
サラブレッド競走も良いですが、ばんえい競馬もそれはそれで良さがあります。
特に競馬に詳しく無くても、観ているだけでも楽しいですし馬券も参加しやすいのは魅力的です。
貴重なばんえい競馬ですが、経営は厳しい状況です。
ばんえい競馬存続の為にも、ひとりでも多くの人にばんえい競馬を知って、観て、実際に来場して現地で応援してほしいとひとりの競馬ファンとして思います。
今回初めて帯広競馬場でのばんえい競馬観戦でしたが、わざわざ遥々帯広まで実際に観に来て良かったです。
ぜひまた来たいと思い、名残惜しみながら夜の競馬場を後にしました。